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『自分で考え、自分で勝て』自粛期間中の過ごし方

2021年10月3日 柔道 練習・試合 習い事

形競会の結果について


こんにちは!保護者兼ライターのTKです。
緊急事態宣言も解除となりましたね!

「長かった〜。」
「ようやく、練習再開できるわ〜。」

と歓喜の声をあげられている方も多いのではないでしょうか?

本当に長かったですよね…


高屋柔道教室も、10月3日㈰から稽古を再開します。
久しぶりに生徒たちの顔を見られるので楽しみです!


まず、以前お伝えした形競技の出場結果についてご報告します。

7月25日に岡山県黒住教武道館において開催された「第10回日整全国少年柔道形競技会中国ブロック予選」。
広島県を代表して吉本悠希&平田汐乃ペアが出場しました!

結果としては残念ながら、全国大会への切符を手にすることは出来ませんでした。
1位になったのは、岡山県のペアで、びっくりするほど上手でした…


本当に素晴らしい演舞。


優勝したペア以外の出場選手の演舞もとても上手でした。
そんな選手たちと、高屋の2人が形を競えたことを光栄に思います!


悠希&汐乃ペア、本当にお疲れ様でした!

本当にお疲れ様!!

自粛期間中の取り組み


広島県東広島市は、8月20日からまん延防止措置(マンボウ)、さらには緊急事態宣言への移行により、全く練習が出来ない状況になってしまいました。


本稿では、そんな自粛期間中における高屋柔道教室の取り組みについてご紹介させて頂きます。
マンボウが適用され、練習が出来なくなると聞いたとき、私の心の中に

「マンボウに負けてなるものか」

という反骨精神が芽生えました。
これをキッカケに、とあることを思いつき、先生方、保護者の方と協議して、取り組むことにしたのです。
それは、

自主練習用の動画配信

具体的には、生徒が自宅で自主練習ができるようにしよう!というもの。
参考となる動画を撮影し、SNSサービスを利用して各家庭に配信するといった内容です。


配信する動画は、YouTubeで配信されている柔道動画の紹介ではなく、敢えて自作することにしました。

確かに、有名な選手や先生の動画はどれもためになるものばかりです。
しかし、既に配信されている動画をただ貼り付けて、じゃああとはヨロシク!っていうのは味気なさ過ぎる…。
それなら柔道教室の生徒に興味をもってもらえるように、内容を自分で考えることにしたのです。

動画の内容は、

  • 理解しやすい
  • 説明が長すぎない
  • 柔道着を着ない(なるべく)
  • 1人でも取り組める(なるべく)
  • 面白い(これが一番難しい!)

という視点を基準にして選定しました。
そして、撮影した動画は説明書きを付して、本来の練習日に週3で配信

おそらく、受信の頻度的には迷惑メールと同じくらいだったと思います(笑)
私は結構ネガティブな人間なので、迷惑メールより迷惑と思われたらどうしよう…と常にドキドキしてました。

大丈夫です!みんなすごく為になったと思いますよ!

自宅での練習用に配信した動画リスト


自粛期間中に配信した内容は以下のとおりです。

《①ゲーム》

  • 体幹タオル引き
  • リズムジャンプ
  • けんけんタオル引き
  • スピードリング

《②体さばき》

  • ボールで前回りさばき
  • 反復横跳び(すり足)からの派生
  • 後ろさばき→小内刈り

《③崩し方》

  • 自転車ペダルをグルグル

《④打ち込み》

  • その場で引き出し
  • その場で引き寄せ
  • 横移動でタイミング合わせ
  • 壁大内
  • 無限大腰
  • 無限大内小内

《⑤組手》

  • 手の握り方(主に釣り手の場合)
  • 相四つで相手の引手を切る

《⑥足払い》

  • 力を伝える原理

《⑦寝技》

  • 相手の腕をくくる方法
  • 足三角のつくり方
  • 引き込み返し(某大学ver)
  • 寝技中に役立つ身のこなし
  • 横四方固め→足の抜き方
  • 釣り手返しの基本と応用

《⑧弱点補強》

  • 四股踏み耐久
  • 寝技での足の使い方〜足で浮かせる
  • 寝技で一番強い形

《⑨体幹トレーニング》

  • 三点倒立〜腰を上げるところまで
  • 三点倒立〜基本形の完成
  • ボール使用8種目

《⑩練習道具製作》

  • 手作り柔道人形

《YouTubeその他》

  • ダイナミックストレッチ解説
  • 私の好きな一本集

こうして列挙してみると、意外と沢山やったな〜と感じます。

本当にこうやって見るとたくさん取り組まれましたね…!すごい!

まんべんなくやったつもりが、やはり偏ってしまいました。
そして、項目の立て方が雑なのが自分でもよく分かります(笑)

さて、動画を撮影する中で感じたことが2つあります。

①立技、寝技を解説することの難しさ

例えば、背負い投げという技は、数種類の動作から成り立っています。これら動作はどれも重要なので、1つ1つきちんと噛み砕いて説明する必要があります。

でも丁寧に説明しすぎると、生徒たちの集中力がついていきません。
ということで、私は「1つの技」を解説することを諦め、まずは「技に必要な各個動作やその原理」を伝えることを意識しました。
個人的には、パズルを完成させるためにピースの形をしっかり認識してもらった、という表現がしっくりきます(笑)

生徒には、今回配信した手の握り方、体さばき、体幹トレーニングなどをしっかり理解してもらった上で、技の習得に臨んでもらいたいと思います。

②安全管理面での縛り

自粛期間中で最も辛いこと。
それは、生徒が1番好きな「相手を投げる」ということが自宅での練習では出来ないことです。
あの感覚を味わいたいと思ってもそれは難しい。
この他にも、回転運動や補強運動など、地面が柔らかい畳でないと、実施が困難な練習メニューも多く、動画配信したかったけど断念したメニューは沢山あります。

人気No.1だった練習メニューは?


前述の動画リストの中で、最も生徒たちの関心を集めたのは、

スピードリング

スピードリングとは、『輪っかを並べて、色や配置に応じた様々な条件を付けながら、ゴールを目指す』というものです。

また、この練習は、コーディネーショントレーニングという、自分の体を自由に動かす能力を向上させるために行うトレーニングの一種なのです。

何回かお試しで跳んでみてもらったことがあるのですが、みんな一心不乱に飛び続けます。
極端な話ですが、スピードリングさえあれば先生など必要ないレベルです(涙)
おそらく、

  • 失敗はあるが相手との勝ち負けがない
  • 自分で自由にコースを作ることが可能
  • 難易度がそこそこ高く、やり応えがある

などの点が生徒を夢中にさせるのではないかと思います。
もちろん、大人がやっても楽しいですよ!
大人も気軽に参加でき、余裕で失敗するので、生徒たちも大喜びすると思います(笑)
楽しい思い出が出来れば、チームの団結力もより深まりますね。

まとめ


以上、高屋柔道教室が緊急事態宣言による練習自粛期間中に取り組んだ、自主練習用の動画配信について、ご紹介しました。
私の好きな言葉の1つに、

『自分で考え、自分で勝て!』

というものがあります。
これは、母校の柔道部の部訓です。

私が母校で柔道を始めて以来、ずっと大切にしている言葉です。
解釈は人それぞれ違うと思いますが、コロナ禍で練習が出来ない環境において、生徒のモチベーションをいかに保つか。
指導者の立場として何かできることはないか。

そう考えたときに、今回の動画配信を思い立ちました。

これが生徒たちにとってためになったかどうかは別として、練習が出来ないという現状に悲観せず、今自分が出来る事を精一杯やることが大事だと強く思っています。

逆境に負けない!そんな自分を目指しましょう!
最後はTHE・精神論になってしまいましたが、以上、高屋柔道教室の自粛期間中の過ごし方でした。

最後まで目を通して頂きありがとうございました。