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【豆知識!】柔道の級とか段とかってどうなってるの?

2020年8月3日 柔道豆知識

どうもこんにちは!管理人です。
皆さん柔道の級とか段とかって詳しく知ってますか?
下がっていくのが級で、上がるのが段で…
色は何色だっけ?段はずっと黒なの?

などなど、知っているようで知っていない事なんじゃないかな~と
思いましたので記事にしてみました。

その名をズバリ、『段級位制』と呼びます!

『段級位制』(だんきゅういせい)とは、
簡単に言うと上達の度合いを表す階級制です。
数字が多い『級位』から始まり、
上達により数字が下がっていきます。
『級位』は1級までで、そこから『段位』に移り、
上達の具合で数字が上がっていく仕組みになっています。

『級』は品物の質を表す3級品、2級品、1級品の『級』から来ており、
当初は『段位制』(だんいせい)のみで【初段】から階段を上がるように
上達していく様を段階的にあらわしていたそうですね。

『段位制』は最初は囲碁や将棋で使用されていましたが、
武道では講道館柔道が始めて『段位制』を採用したとの事です。

それからやがて『級位制』を加えるようになり
現在の『段級位制』となったそうです。

ちなみに講道館の少年基準は7級~1級までになっています。

柔道の段級位制はどんな見分け方なの?(少年基準)

柔道の段級位制は少年と成年で違っています。少年基準は下の表のようになります。

少年基準

級位無級7級6級5級4級3級2級1級
帯の色白色水色水色黄色オレンジ緑色むらさき茶色
講道館 少年基準 ※講道館HPより参照

少年基準では段がなく、いわゆる『級位制』での階級分けをしているんですね!

※2020年10月追記
どうやら各地の柔道連盟で基準が違っているようです。
私達東広島の基準では2級では既に茶帯となります。

まとめ

講道館柔道は武道で先駆けて『段位制』を取り入れ、
上達具合を階級で分けた。

その後、『級位制』も加わり『段級位制』(だんきゅういせい)となり今の形になった。

級は下がっていく程上達の証!(品物の1級品が良いように)
段は上がっていくのが上達の証!(階段をのぼるように)

覚えておきましょう!